土曜日, 3月 31, 2018

消費者余剰


図 3 ‐ 4で 、マクロ経済はA点で均衡しているとしよう 。潜在的国内総生産をY0とすると 、実現された実質国内総生産Y1は潜在的国内総生産Y0よりも小さいから 、非自発的失業が存在している 。このとき 、との差をデフレ ・ギャップという 。

他方 、はじめの貨幣供給量がM1で 、点Bの長期均衡状態にあるときに 、貨幣供給量がM2に増えると 、名目賃金に変化がないかぎり 、均衡点はCに移動する 。そのときの実質国内総生産Y2は潜在的国内総生産Y0よりも大きい 。Y2とY0との差をインフレ ・ギャップという 。


岩田デフレの経済学






消費者余剰とは消費者が支払っても良いと考えている価格と実際の購入額の差、つまりは、「思ったより安く買えた」「得した」金額を集計したものです。需要関数が、消費者が支払っても良い最高価格を表しているという点に注目してください。



参考

逆に、政策的に均衡数量よりも多い取引量を実現させたい場合には、補助金が必要です。均衡数量以上の取引を成立させるためには、図3-13⒜では、消費者にとっての価格はCでなければなりません。


:飯田のミクロ1

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